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法律を作る事や予算を決定する政治家の大切な役割を畑恵氏に聞いてみた
日本の政治家には、衆議院と参議院が存在します。
一般的には、衆議院の方が優位だとされていますが、参議院も国会議員として働くことができるため、国会運営を正しく行う観点からも非常に大切な役割を持っています。
国会議員というのは、一般的に法律を作ったり予算を決定したり、あるいは内閣総理大臣を選んだりすることが仕事になっています。
政治家を語る上で誤解をしてはいけないのは、官僚の存在です。
官僚というのは省庁に勤めている国家公務員のことを指します。
例えば、日本には中央省庁のように様々な省庁が存在しますが、その中で働いている国家公務員は国会議員というわけではありません。
国会議員と様々な話を行うこともありますし、大臣の下で実質的に働くこともあります。
しかし、彼らの役割はあくまでも国家公務員として省庁を通して日本を支えていく仕事を優先することです。
国会議員とは異なった仕事を行っている存在であるということを忘れてはいけません。
政治家と官僚は、密接な関連性がありますが、両者の役割は全く異なっているということを理解しておくことが大切です。
国会議員の役割として、近年特に注目を集めているのが法律を作ったり予算を決定したりする場面です。
国会議員は、立法という仕事に携わっている人達であるため、法律を作る場合にはその法律が社会一般的に見ても相当性があるのかということをきちんと考えなくてはいけません。
国会議員は国民がより良く過ごせるための法律を作らなければならない
日本国民を貶めるような法律を作ることは、国会議員としての領分を著しく越えていることになります。
立法を行う時には、時代とともに変化する社会の状況に合わせて日本国民がよりよく暮らせるための法律を作っていかなくてはならないのです。
この代表的なものとしては、インターネットに関連する法律が存在します。
従来までは、インターネットに関連する法律というのはほとんど存在していませんでした。
ですので、半ばグレーゾーンの領域でユーザーが好き勝手にできる時代がありました。
実際に、日本におけるインターネットに関連する規制や制限というのは世界的に見てもかなり緩い状態になっています。
海外ではアクセス禁止になっているサイトなども非常に多く、特にインターネットを通した児童ポルノ的なサイトに関しては非常に厳格な法律が存在することが多いです。
日本でも、基本的な法律に関しては国会議員の中で議論されるようになってきました。
そもそも、こういったITに関連する分野について遅れが生じていたのは、それまで存在していた政治家がITに関連する分野についてかなり疎かったからに他なりません。
専門的な知識がないと正しい法律は作れませんし、何よりもインターネットの技術は日進月歩で進化しています。
専門家を交えて話し合いをしないと、何が正しい法律なのかを具体的に把握することが難しくなってしまうわけです。
国会議員は立法に関する仕事は非常に重要な役割をしている
事実、インターネットや通信販売などの新しい法律に関しては、ここ20年で劇的に変化しています。
日本国民が損害を被らないように、様々な対策が国会議員によって設けられているわけです。
さらに立法という観点からは、憲法の改正について議論がされています。
憲法に関しては、国会議員が勝手に判断することができないという大きな特徴があります。
国民投票によって本当に憲法を変えて良いのかということを、まず問わなくてはいけません。
元々、政治家は衆議院であっても参議院であっても、国民の代表として国会で議論を行うことになります。
そのため、法律を制定したり改正したりするときに、わざわざ日本国民に確認を取るようなことをしなくても問題ありません。
けれど、憲法に関しては改正するときにかなり厳格な手続きが必要になります。
ですから、まずは国民に本当に変えて良いのかを確認しなくてはいけないわけです。
このように、国会議員にとってこういった立法に関連する仕事が非常に重要な役割をしていることがわかります。
予算を決定していく事が非常に重要な政治家の役割である
そして、もう一つ近年の日本にとって非常に重要なのか予算の決定です。
元々、日本はバブル経済を通して現在の不景気な状況に陥ってしまったため、予算などについては非常に慎重に決められてきたという背景があります。
2012年に政権が変わってからは、大きく予算や景気に関連する方針の転換期を迎えました。
それでも継続的な好景気を実現するために、予算決定に関しては非常に慎重に取り組みを行っているという側面があります。
予算というと、国会議員や様々な派閥、あるいは衆議院や参議院が利用する経費と言ったイメージを持つ人も多いです。
しかし、この予算の中には諸外国との様々な交渉の予算も含まれています。
当然ですが、外国から襲いかかる脅威などにも対抗するための防衛費などが含まれていますので、予算部分でいい加減なことをしてしまうと国防を損なう恐れも出てきてしまいます。
日本が抱えている問題を議論してから予算を決定していくことが政治家の役割になっていますので、近年では特にこの予算に関連する問題が神経質に取り上げられる傾向があると畑恵氏は解説しています。
最終更新日 2018年11月5日 by discov